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日程 | 2006年12月6日〜7日 |
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地域・山域 | 八ヶ岳 |
メンバー | 福本ひ、他1名 |
報告 | 福本 |
山に雪がつくころになると、観に行きたいと強い衝動にかられ、行ってきました。一人で雪見散策にと、思っていたのですが、幸い一緒に行こうという人がいましたので、赤岳主稜を登ってきました。
6日は好天で、小屋まで雪はありませんでしたが、大同心、小同心は青い空に白く輝いていました。来てよかったと何度も思いながら歩いていました。
7日は曇り。今日はめげずにがんばって登るぞ、と心に誓ってスタートしました。60メートルのトラバースは45と20メートルのロープで無事通過。チョックストーンは雪で詰まっていて上から登る。確か途中ピンがあるはずなのに、見つけられずビレイポイントまでノープロテクション。2ピッチ目以降もそんな感じで登る。岩を触るときはオーバー手袋をはずし、雪稜になったらオーバー手袋をはめ、ピッケル、バイルを出して登るを繰り返す。東風はますます強くなってくる。取り付いているのは私たちだけ。慎重にリードしなければ。そんなんで、ずいぶんとのらりくらりとしたリードになってしまいました。赤岳の稜線は風がきつく、地蔵尾根は突風で飛ばされそうなので、文三郎をおりました。美濃戸についたときは、すっかり暗くなっていました。とても充実した2日間でした。
反省としては、もう少し早く出発しなければいけなかったなと思っています。良かった事は先述のごとくいっぱいです。また八ヶ岳に来れたこと、赤岳主稜に登れたこと。そして、小同心クラックへの可能性が少し見えたかなと思えたこと。機会がありましたら、是非また行きたいと思っています。
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