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伊勢辻山

日程 2007年6月10日
地域・山域 台高
形態 ハイキング
メンバー 池田、伊藤、清岡
報告 清岡

ルート/タイム

6/10 大豆生(9:40)―小佐倉(948)―コウベェ矢塚―(伊勢辻山)
歩行時間:約5H30

6月10日(日)

日本列島に寒気が流れ込み落雷を伴う不安定な天気で一部では警報も出ていましたし、日曜日も余り好転しそうにない予報でした。
前夜に、I氏とI嬢から申し合わせたように、中止を促すようなメールが入る。とにかく、日曜日の朝に判断することにしたものの、やっぱり、今週も中止にせざるを得ないのかと、気分がすぐれないまま夜遅くまで雑用をして過ごすこととなってしまいました。
早朝、4:30頃、相次いで、中止にしたら如何ですか?とのメールが届く。外へ飛び出し、空を見上げると、低い黒雲が垂れ込め一雨ありそうな状況に思われました。そこで、勇気を出して「中止します」のメールを返信。
すっきりしない気分を晴らすため、小一時間ほどジョギングに出かけましが、家に着くころには、雲も千切れて青空になってくるではありませんか。早速、ネットで雨雲の推移を見ると滋賀から岐阜あたりに移動している。これなら、絶対大丈夫と一人合点。中止撤回します、天気は大丈夫です、との説得で約2時間遅れで出かけることになったのですが。
本日のコースは変わり者しか行かないコースではないか、と一抹の不安が有ったのですが,図星でした。大豆生の集落を通るたびに、ここから伊勢辻山への点線の登山道、それも、所々、ブッシュとあるのを、また、台高縦走のときに、伊勢辻山付近から大豆生への下山道があることに、長い間、興味を持っていました。いつか、この道を歩きたいとの気持ちがありました。今日は、この思いを実行に移すチャンスだとの思いも、二転三転した背景にあるようです。
昨夜来の雨で濡れたブッシュの生い茂る、全然目じるしがない、そして、立派な植林のための作業道が縦横に走っている尾根を700m登るのは、道のないところを歩くのを厭わないメンバーであったが、最初の目的地、小佐倉山についたときは、暫く、無言でした。
早速、昼食をすませ、径20センチぐらいで20メートル以上の高さの上部まで枝打ちのしてある立派な杉山の尾根を、磁針を頼りに、コウベェ矢塚へと進む。しかし、余りにも手入れが行き届いたための間伐の倒木で登山道が進めない。ガスが掛かり幻想的な景観であるが、そんなことを、楽しんでいる余裕はゼロである。アップダウンを繰り返して行くが道が判然としない。時間も1時をまわってきたこともあり、コウベェ矢塚の手前で、打ち切りとする。
そこからテープのある下山道を降りるが方向がおかしい。暫く行くと道がなくなっている。そんなことを繰り返し、定めた方向に下りたが、下山ポイントは、大きくずれてしまっていました。
新入会員が同伴でなくて、本当に良かったと思われるハイキングでした。

小佐倉山の三等三角点

幻想的な尾根の景観

整然と手入れのしてある杉林


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