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東大台清掃登山

日程 2007年6月17日
地域・山域 大台ケ原
形態 ハイキング
メンバー 梅屋、清岡、池田、伊藤、小谷、佐々木、宮西、岡本、左海、辻
近藤
報告 清岡

6月17日(日)

六月の例会で決定した大台ガ原の清掃登山を6月17日の日曜日に実施しました。
当初の参加者6名に、その後のメールによる呼びかけで5名の方が参加くださいまして11名のメンバーが揃いました。
7時半に川上の道の駅に集合して三台の車に便乗して8時前に駐車場に到着。駐車場は一ヶ月前の石楠花の花のシーズンに比べれば、予想に反してまばらな状況でした。
ゴミ袋、火箸、手袋(一部の方のみ)の清掃三点セットを貰い参加者名簿に名前を記入してから清掃登山を始めることにしました。
約5時間前後で東大台ケ原の周回コースを回ることとしました。
日出ケ岳までは殆どゴミはなく清掃登山が恥ずかしくなるような感じでしたが、先頭集団は流石つわもので、かなり空き缶なども拾い腕がだるくなるような収穫であったようです。
日出ケ岳への木製のテラス状の階段周辺では、大きい背丈の白ヤシオの木が沢山あり清楚な白い花弁をつけていました。花のシーズンでなければ木の種類などあまり分からないもので、こんなにも多くの白ヤシオの木があったのかと驚きでした。
日出ケ岳の頂上の展望櫓の周囲の立ち入り禁止ロープの外には、かなりの、しかも、古いので土に埋もれてた廃棄ゴミ類が沢山ありました。そこで少し時間を掛けてアルバイトに精を出しかなりの収穫を得ることが出来ました。
そこから少しバックしてから、正木嶺への登り下りは立派に架設された踊り場、広いところでは畳三畳位の大きさがある、が続き昔の登山道の面影はどこにも、残念ながら、見当たりませんでした。
地面からある高さで踊り場が設置してあるため白ヤシロノの木を掻き分けるような所もあります。
十数年前までは大台ケ原のシンボルであった正木嶺の南面のトウヒの立ち枯れの風景はどこにも無く、大木が無残にも倒れているのを目の当たりにして、植生の変化に驚かざる得ませんでした。
収穫したゴミ袋は大人が提げるいはそんなに重くない程度のものでしたが、長時間にわたり片方の手で提げて歩くには、それが負担になって腕がだるく疲れてくるものです。
そんな苦痛を感じならが、11時過ぎに尾鷲辻の東屋に着きました。そこで休憩と 昼食を取り、そこまで回収したゴミ袋をひとまとめに仮置きし、大蛇グラまで再び清掃に出かけました。
周回コース途上ではあまりゴミはありませんが、展望スポットなどでは休んで食を執るためその周辺ではゴミの収穫に精が出ます。大蛇グラも例外ではありません。
そこからもと来た道を尾鷲辻まで行き返し、置いていたゴミ袋を持って駐車場へ急ぎました。
予定の午後一時前に駐車場に三々五々に着きました。大台ビジターセンター前で回収してきたゴミ約50キロを前に記念者撮影をおこない、お互いに、ご苦労さんでしたの挨拶を交わし清掃登山を終了して散会しました。

 

 

 

 

 


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