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明神平〜奥ノ迷峰

日程 2007年11月25日
地域・山域 台高・奥ノ迷峰
形態 ハイキング
メンバー 清岡、池田、近藤、伊藤
報告 伊藤

11月25日(日)

明神平から奥ノ迷峰への1300メートル前後のアップダウンのある稜線歩きは私の気に入った定番コースです。このコースは1432mの明神岳と北笹峰・南笹岳1367mのピークがあり、後はほとんどピークらしい高低もなくブナ林が続く綺麗なところです。
特に両笹岳周辺は広い稜線であまり太くはありませんが、適当な間隔で自生しているブナ林の景観が気に入っています。ここ数年、春・秋・冬にこのコースをトレッキングすることにしています。新緑と紅葉と霧氷を楽しみにして。
今回は、稜線の紅葉は終わっていましたが、すっかり落葉した裸木の眺めが青空を背景に目をひきました。

快晴無風の絶好の小春日和です。先週末からの寒波で稜線はところどころ薄い雪が残っていました。期待した霧氷はありませんでしたが、明神平の手前の樹林帯では前日に霧氷の結晶が落ちて凍っているのが残っていました。たぶん、数日前は見事な霧氷があったと思います。
今日は、ガンガン歩くのではなく、近藤さんの手作りケーキにお茶をしながらのピクニックです。9時過ぎに明神平に着き早速、抹茶のパウンドケーキ付のモーニングコーヒーです。先生のケーキ作りの講義つきで、とても幸せな気分を味わいました。帰路で昼食を取った後にも、食後のコーヒーとケーキです。
このコースはガイド地図では、明神岳のピークを通りますが、数年前に桧塚奥峰からのスノーシューハイクの帰りに明神岳の腹を巻いて、天理大学の山小屋の樹林帯に抜けるコースを辿りました。それ以来、積雪期以外でも1300メートル位の標高を保ちながら気持のいい樹林帯を横切り向かう方向の稜線へショートカットをすることにしています。同じようなことを考える人もおられるようで、ところどころに古いテープが残り踏み跡らしき道がついているところもあります。今回は、池田さんがこのコースを間違いなく進めるようにと赤テープで見印をつけて下さいました。
明神岳から先は、この稜線を歩く人に出会いませんでしたが、奥ノ迷峰の近くで大きなザックを担いだ中年の単独行の方に出会いました。お話を聞くと白鬚岳から縦走してきてコクマタ山辺りでテントを張り、こらから明神岳〜薊岳〜二階岳を経てショウブツ山から瀬戸へ下山するとのことです。橋本から軽トラにバイクを積み下山口に軽トラを止め、登り口までバイクで移動したとのこと。この方の登山パターンらしいです。
地図をだしてこのルートを確認するとなかなか面白そうで手ごたえもありそうです。以前に池木屋山をピストンしたとき稜線から白鬚岳のコースを開拓しようかとガイドのU氏が話されていたことを思い出しました。そのこともあり、我々もこのバリエーションルートを新緑の頃に歩いてみよういうことになりました。
そこから、稜線の紅葉はありませんでした。
駐車場までの大又川沿いは紅葉はまだ見ごろで、特に丹生川上中社辺りのもみじの紅葉はすばらしく観光客も訪れていました。
いつもなら二時過ぎに下山するのですが、今日はゆっくりとしてお茶休憩を二回も取ったりしていたので下山したのは三時半を過ぎていました。
(所要、休憩含み約7時間)

駐車場付近の紅葉

ケーキ付モーニングティータイム

残雪を踏んで進む

落葉した稜線を行く

青空に映える稜線の裸樹


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