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蘇武岳

日程 2010年10月11日
地域・山域 兵庫
形態 ハイキング
メンバー 清岡
報告 清岡

10月11日(月)

植村直己が少年時代によく登った地元の山、蘇武岳は氷ノ山から北東に約20キロメートルに望める。山陰に近い兵庫県の北部の神鍋スキー場の尾根筋にあるこの山へのアプローチは遠く奈良からのワンデーハイクは無理。しかし、三田の娘宅からは日帰りハイクが可能であることは承知していた。
娘宅を6時に出発。娘宅から山へ出かけることは希有なことを慮って娘が栗飯弁当といくつかの果物をザックに入れてくれた。神鍋スキー場に着くのに、それでも3時間も要した。蘇武岳の尾根筋の西側に香住町から広域基幹林道妙見蘇武線が走っている。その基幹林道へ神鍋渓谷林道から入り、登山口の金山峠まで更に約一時間車を走らせる。峠は標高760m。蘇武岳(1074m)までは登高約300m、歩行距離3.5キロ。いつもの山行に比べるとルンルン気分で、今日はソロハイクでマイペースの気軽さが楽しめそうだ。しかし、三田方面の快晴の空とは打って変わって時雨模様である。ナラ類の灌木樹林帯を、何回かのアップダウンの稜線のうねりを越えて一時間半で頂上に着く。
蘇武岳の頂上は芝生に覆われていてピクニック気分の休憩に最高。40代の地元の男性が一人腰を下ろしていた。記念写真を撮ってもらい美味しい栗弁当に下鼓を打つ。頂上にある埋め込みの標識盤によると白山まで見えるようだ。しかし、今日は生憎の天気でほとんど視界はない。時折の雲の切れ目に、南西方向に鉢伏高原から氷ノ山のピークが見え隠れするだけだ。
ゆっくり30分ほど休み来た稜線を峠まで降りた。日高町にある植村直己記念館に立ち寄る予定であったが下山後の道がややこしく記念館を通り過ぎてしまった。
復路の舞鶴若狭自動車道は無料化実験のため混みあって、無料化最終のICの三田西出口を抜けるのに数百メートルの渋滞を辛抱強く待つこととなってしまった。

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金山峠の登山口

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尾根の登山道

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蘇武岳頂上の標識盤

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蘇武岳の山頂

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氷の山の遠望


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