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北八ヶ岳

日程 2006年3月11日(前夜発)〜12日
地域・山域 八ヶ岳
メンバー 清岡、池田、伊藤、近藤
報告 近藤

ルート/タイム

3/10 天理発(22:20)…諏訪パーキング着(2:30)仮眠
3/11 縞枯山荘―坪庭―北横岳―亀甲池―双子池―雨池峠―縞枯山荘
【総歩行時間 : 6時間45分(含休憩)】
3/12 帰奈

3月11日(土)

9時発、ピラタスロープウェイで約10分、坪庭の頂上駅に着約20分位で、縞枯山荘に到着。昨日からの雨も止み天気はまずまず。風もなく雲の間から青空も見え陽がさし始めていた。
雪は昨日も降ったのか新雪が、4〜5センチ積もっていた。天気もよいので先に北横岳を目指すことにした。小屋10時出発〜坪庭を抜け、約60分で山頂へ。
途中、北横岳ヒュッテでバンダナに目を引かれ迷うこと20分、それぞれ手に入れ、ここからは、頂上まで20〜30分です。
山頂は、なだらかな稜線で眺めは、蓼科岳・南アルプス連峰が綺麗に見えました。
頂上から亀甲池へと下り、(トレースを辿っていくと一般コースを外れシラビソの樹林の急斜面を苦戦しながら)約1時間程で亀甲池に出る。この池の周りは樹木に囲まれ池の水が凍り真っ白に雪が積もり静かで幻想的です。
そこから双子池まではなだらかな丘陵を超え約30分で双子池に着きました。
双子池も、池の端の氷が盛り上がり厚く、蒼くとても綺麗でした。池を巡るトレースを辿って行くと、途中でトレースが消えコースを外れていることに気がつきました。地図で方向を確認して急登を必死でトラバース気味に進み、15分位で正規のルートにでました。
その後はきつい登りもなく、スノーシューの威力を発揮して楽しく(無言、昨夜の睡眠不足で)小屋までハイクしました。
しかし、縞枯山荘に16:45分に着いたときは、疲労は極限に達していました。
(天候:晴れ、気温:氷点下4度)

縞枯山荘周辺の景色

北横岳ヒュッテ前にて

北横岳の頂上付近を行く

北横岳の頂上にて

頂上からの蓼科山

北横岳から亀甲池への下り

双子池と周辺の唐松林

双子池(雄池)畔の氷の隆起

縞枯山荘への最後の頑張り


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3月12日(日)

2日目夜半過ぎから激しい風と雪の音、外は荒れ模様。朝、外を見ると、猛吹雪視界不良最悪。
予定変更で下山。

※感想
メンバーの皆さんの判断力と経験で安心して行動できました。
お陰様で楽しい山行が出来ました。

追記(清岡)

「山、温泉、そば」の三点セットの楽しいスノーシューハイクでした。後の二点セットも報告したく追記することにしました。

温泉 : 上諏訪の湖岸道路よりにある湖畔の温泉です。「ロマン漂う洋風建築 千人風呂」とパンフレットに記されている財団法人片倉館(岡谷の製糸業旧片倉財閥)が運営する単純温泉で大理石作りの浴槽は100人が一度に入浴できる広さで、深さ1m10cmの底には玉砂利が敷きつめられています。ステンドグラスや周囲の大理石の彫刻や装飾は異国を思わせる雰囲気です。昭和3年に竣工した浴槽とは信じられないほどで、浴場や施設の隅々まで清潔さを保たれているのには驚きです。入湯料五百円でお勧めの温泉です。

そば : そこから車で5分ほどの上諏訪駅の近くにある「そば・割烹 八洲(やしま)」という名前の蕎麦屋です。超有名人「三島有紀夫、新田次郎・・」の来店の色紙が飾ってあって、美味しいそばが食べられます。しかし、値段も立派です。

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