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百里ヶ岳

日程 2007年5月13日
地域・山域 江若国境
形態 ハイキング
メンバー 清岡、辻、吉田、伊藤
報告 伊藤

5月13日(日)

少し肌寒い天気でしたが、美しいブナやミズナラの新緑を楽しんできました。
6:00前、清岡宅を出発し、8:15朽木村の生杉口に到着。
8:25百里新道の登山口より新緑のトンネルを登り始めました。曇り空で遠くまでの展望は望めませんでしたが東側が開け朽木の山々が綺麗に見えました。登山道もしっかり踏み込まれ迷うこともないでしょう。
冬の雪の重みを感じさせるほど木の根本はどれも曲がっていました。イワカガミの花があちこちに見られます。
ピークを2つほど越すと右方向にやや丸みのある百里ヶ岳が見えてきました。山名の由来は山頂に立てば百里四方が見渡せるとのこと。天気は快復して晴れてきましたが霞がかっているため期待はできません。
この先、シチクレ峠を経て急坂を登りつめると県境尾根の出合いに着きました。北側の登山道を進み百里ヶ岳山頂に10:25到着。残念ながら日本海まで望めませんでしたが、山頂は広く心地よい場所でした。すぐ横にあるもみじの新緑がとても綺麗です。
少し早い昼食を済ませ下山の根来坂峠へ向かう。ガイドブックにも紹介されていないが立派なブナの古木がある峠は、すでに3人の男性が撮影に来ている様子で鯖街道の話をして下さる。
「どこから来たのか?」と聞かれ「奈良から」と答えると、是非ともこの鯖街道を下って若狭から地下を通って流れたの水を汲み上げ、奈良へ持ち帰られてはどうかと冗談まで言われた。
根来峠から原生林の鯖街道を途中、林道にも出くわしながら下山する。
沢を渡ると茅葺の農家が何軒か見えて13:00生杉口に着きました。新緑の頃のいいですが、紅葉時ゆっくり登ってみたいと思いました。

登り始めの頃

百里ケ岳山頂にて

鯖街道、根来峠のブナの大木

百里ケ岳の遠望

農家の佇まい


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