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日程 | 2008年6月15日 |
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地域・山域 | 台高 |
形態 | 沢登り |
メンバー | 佐々木、浜矢、木下 |
報告 | 佐々木 |
6月14日の熊野への釣行の帰り道、断り切れずに蓮ダムに直行して宮の谷の遡行に参加しました。
浜矢さんには「疲れたら行けない」との連絡を入れておいたのですが「待っている」コールに誘われてついつい蓮ダムに車を向けました。朝の5時から夕方7時までの磯釣り、それから蓮ダム着が10時半。浜矢さん・木下さんはすでに出来上がっていて私が持ち込んだエサのサザエを壺焼きにして二次会が始まりましたが、さすがに眠たく早々に車にもぐり込みました。
翌朝はどんよりとした曇り空。それに少々寒いです。これで泳ぐのかとガクンとモチベーションが下がっていきます。しかし、ここまで来て帰るわけにもいかずに車で宮の谷の林道終点に車を置いて入渓しました。谷は池木屋山への登山道に沿っており秋のベストシーズンなら恥ずかしくてバシャバシャと谷の中は歩けませんが、人が少ない時にはギャラリーをあまり気にせずに遡行できます。谷は沢登りの入門から少しランクを上げようかというレベルで前日の疲れもいつの間にか忘れて楽しむことができました。「待っている」コールをくれた浜矢さんに感謝です。
入渓してすぐに犬飛びのゴルジュです。見事な細ゴルジュで上部にいくほど狭まり何とも言えない雰囲気をかもし出しています。ここはへつることもできず泳がなければなりません。やはり水は冷たいです。果敢に浜矢さんがザイルを張りにトップで泳いでいきます。そのザイルを頼りに後続の二人が続きます。どちらかと言えば泳ぎの好きな私としてはワクワクする一瞬でした。結構距離もありヒーヒー言いながらの初泳ぎでした。しかし、泳ぎはここだけで少々物足りなさを残してしまいました。その後ボルダリングやシャワークライミングで小滝を越えていきます。途中の見事なトユ状の大滝は左の大ナメを越えていきます。所々にクサリがみられました。高滝への修行道だったのでしょうか。
高滝は見事な大滝です。高低差は50mは優に越えているように思えました。釜まで行ってみましたがそれは迫力のあるものでした。それから数年前滑落死亡事故のあった巻き道を辿り猫滝の上まで登りそこを終点にして下山しました。確かに危険度の高いトラバースでした。
実動5時間の楽しい遡行でした。
犬飛び
犬飛びを泳ぐ
へつる1
へつる2
泳ぐ
ボルダーで越える
シャワークライム
幽谷
巨大なトユ状滝
行場のクサリ
岩のトンネル
新緑
高滝
高滝釜
谷のユリ
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