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経ガ岳

日程 2009年6月7日
地域・山域 福井
形態 ハイキング
メンバー 清岡、朝岡、近藤、伊藤、福呂、平岡、辻
報告

ルート/タイム

6/7 広域林道登山口出発(10:00)〜保月山(10:50)〜杓子岳(11:30/11:40)〜中岳(12:00)〜経が竹(12:40/13:05) 〜中岳(13:40)〜杓子岳(13:50)〜保月山(14:20/30)〜下山(15:00)
累積標高差:約800m/休憩含む歩行時間: 5時間

6月7日(日)

福井県大野市の経ガ岳(1625m)に行ってきました。
国道158号線からの広域林道の入り口を探すのに若干手間取ったがこの林道は舗装されたりっぱな道である。
走るにつれてガスが濃くなって最後は視界10数メートルほどになってしまった。林道の完成記念碑前に駐車場がある。
ここまで来ると今日の山での展望は期待できないことがはっきりした。
駐車場から少し下がった所に登山道の入り口がある。樹雨(きさめ)の落ちてくる中を登りはじめる。
数日来の雨で道は滑るので慎重に歩く。急登が次々にあってロープがかけられている所もある。保月山、杓子岳、中岳、窓切などピークや峠を次々に踏むが視界がないのでどういう所を歩いているのかさっぱり解らない、ひたすら足下を見て登っているだけだ。
窓切からの最後の急登をへて山頂に立つ。ガイドブックによると360度の展望があるとか火山の火口原跡とかいろいろと魅力あることが書いてあるが山頂でも数十メートルの視界で全てパーだ、想像するしかない。
処で窓切から山頂までの両側は笹原になっているがここに根曲がり竹(竹の子)がある。先行の登山者が取ったものを見せてくれたが直径1センチ強で長さは15センチぐらいのものだ。
この竹の子は雪の多い高山の斜面にあり雪に押しつぶされて根元から曲がっている。普通の孟宗の竹の子よりずっと美味らしい。名前だけは知っていたので私も探してみたが見つけることはできなかった。展望もなく見るものもないのでせめてなにか収穫をと思ったが見つけるのにコツがあるらしい。長い下りをあるいて下山したがあいかわらず濃いガスだ、今日一日全く変わらなかった。
大野の町に出て「へしこ」を買いに行く。「へしこ」とは若狭地方の特産品で鯖を糠、塩などで漬け込んだ古くからの保存食だ。炙ってほぐしてお茶漬けにするとなかなか旨い。但しびっくりするほど辛い。こっちの方面にいかれたら一度お試しあれ。
経ガ岳は再度チャレンジ必要がある、冬に来ようとの話しもある。

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経が岳への急登り

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綺麗なコイワカガミ

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全員集合の山頂にて

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登山道のブナ林

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山頂南側の急斜面


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