Home > 山行記録(2010年) > 那須岳・会津駒が岳・浅間山
日程 | 2010年5月1日〜4日 |
---|---|
地域・山域 | 東北 |
形態 | ピークハント |
メンバー | 清岡、池田 |
報告 | 池田 |
奈良を朝10時過ぎに出発し連休の渋滞を気にしながらも結局京滋バイパスで渋滞に捕まったが、あとは名神―北陸道−山形道―東北道は渋滞に捕まることなく当初の宿泊予定地(阿賀野川SA)を変更し、翌日のことを考慮して約11時間で本日の宿泊地の那須岳駐車場に到着。 夕食を軽めに取って長距離(約800Km)運転のお疲れで就寝。
ロープウエー駐車場(6:40)〜避難小屋(7:35/45)〜朝日岳(8:30/40)〜避難小屋(9:10)〜茶臼岳(10:00/0:15)〜駐車場(11:20) |
早朝にテントを撤収しロープウエー駐車場に行くと既に10数台が登山の準備にかかっていた。
登山道はあまり雪がなく約1時間で避難小屋に到着。
ここから、茶臼岳と朝日岳の分岐となり時間の余裕もあり朝日岳に行き、その後茶臼岳に向かうこととする。
小屋周辺は風の通り道とのことで強風のため寒さが増す。
朝日岳は途中、雪のトラバースと岩峰のトラバースで鎖場もあり少々緊張するが無事栃木百名山の24座朝日岳ピークに到着。
避難小屋から見える茶臼岳側面は少し噴煙が上がっている。(硫黄のにおいがする)
茶臼岳はロープウエーで簡単にピークが踏め、スニーカーで登れるので関西では鈴鹿の御在所岳みたいに運転開始(9時)したロープウエーで頂上付近は老若男女でいっぱい。(さすが百名山)
那須岳は元々茶臼岳・朝日岳・三本槍岳等の火山の総称で(那須岳は正確にはない)ある。
下山後昼食はやっぱり栃木といえば餃子!!
移動時間の関係で宇都宮には行けないため付近を捜して宇都宮餃子の店を発見、餃子で満腹(帰宅後食べる餃子数種類を宅配で送ることも忘れず)となり、一路次の目的地会津駒が岳に向かいテン場を探して結局駐車場でテント泊をおこない今日と明日の健闘を祈って乾杯。
避難小屋まであと一息
朝日岳のトラバース
栃木百名山朝日岳頂上で
茶臼岳頂上でハーイ―ポーズ
茶臼岳下りからの避難小屋と朝日岳
桧枝岐村登山口駐車場(5:35)〜頂上(9:00/10:15)〜駐車場(12:30) |
2日同様早朝にテントを撤収し登山開始、本来ならもう少し上(徒歩約20分)の林道駐車場まで車で行けるが林道は雪と落石の関係で通行止めで徒歩で登山口まで歩くこことなる。
登山口からは綺麗に整備された道で標高を稼ぐ、が途中でI氏がサングラスの車に忘れていることに気づき取りに帰った為健脚のK氏が先行し(約1時間のロス)後を追いかけても結局追いつかず頂上手前でお待たせすることとなった。
ルートは標高差約1300mの直登一辺倒で残雪も多く何回も顎のでるコース。
山容も立派で、途中の大きなブナ林もよく、山頂から数年前に登った尾瀬の至仏岳・燧ヶ岳、そして越後三山の眺望は最高だった。
下りは登りと同じ行程を下っていくが山スキーで一気に下る登山者が恨めしい。
下山後は桧枝岐村名物の蕎麦とビール(アルコールフリー)で空腹と喉を潤して翌日の目的地約300Km先の浅間山を目指す。
テン場ではいつも元気なK氏もさすがにお疲れの様で食もあまり進まず、アルコール入りビールで今日の健闘と最終日のあとひと踏ん張りを誓って乾杯し見事に撃沈。
林道途中の登山口
駒の小屋(宿泊は完全予約制)
トイレは綺麗でした
小屋からの駒が岳
駒が岳頂上で
後方は尾瀬の山々
頂上からの尾瀬二山
車坂峠駐車場(6:10)〜ト―ミの頭(8:00)〜黒斑山(8:30/9:00)〜車坂峠(10:30) |
いよいよ今日が最終日である。
車坂峠に到着するとさすがに2000m近いので気温が低く、天候も黄砂の影響で薄曇りとなりちょっと残念であるが帰りのことも考慮して今日はあまり無理しないで次回遠征時の下見気分での山行でスタートする。
見た目には雪が少なかったが木陰や日当たりの悪い場所は氷をなっており登りづらい行程で帰りが思いやられる。
トーベの頭から黒斑山・蛇骨岳そして浅間山とお鉢周りの様にまわれるコースとなっているが、やはり時間の関係で黒斑山で引き返すこととして下山。
下山後浅間山荘で有馬温泉の様な金泉に浸かって3日間の汚れと疲れを取って昼過ぎに奈良に向かって大きな渋滞を避けて無事20時頃奈良に到着。
全行程 走行距離約1900Km
高速代金の割引で安価(往復約4000円)に行けた東北の山となりました。
車坂峠の案内板
黒斑山頂上からの浅間山
トーベの頭からの浅間山
草すべり
稜線から下まで約300m下る
Home > 山行記録(2010年) > 那須岳・会津駒が岳・浅間山